ジョン・スタージェス『ガンヒルの決闘』 59年製作
決闘三部作の三作目。
こちらでつけた営業的なネーミングだから、話の関連はまったくナシ。
まあ、いいじゃないか。
ヒイキは二作目の『ゴーストタウンの決闘』。
しかしパンフレットが見当たらない。
こちら「ガンヒル」の話は地味そのもの。
「決闘」がつかなかったら、観る気になったかどうか。
カーク・ダグラスは儲け役をアンソニー・クインにさらわれた。
クインの役柄は、『革命児サパタ』でも『炎の人ゴツホ』でも『ワーロック』でも、同じだったなと思い出す。
主役の影にまわって引き立て役に徹するとみせて、芝居のおいしいところは全部いただいてしまう。
そういえば、カークとのコンビは『ゴッホ』以来。
絵筆を拳銃に持ち替えても、構図は同じだったか。