J ・リー・トムプソン 『ナバロンの要塞』
1961年
パンフレットといっても、カラー印刷は表紙のみ。中味はモノクロで粗末なものが主流だった。
この映画も含めてだが、先に観た兄がいろいろと観どころ勘どころを教えてくれる一時期があった。
最初の映画教師は兄だったということになる。
話題にのぼった名場面のかずかずは、だから、二度も三度も観たような記憶になって残っている。
映画館がどこだったかは憶えていない。
先日ふれたところ、『奇跡の人』を観たのは京極東宝だった。
資料をひっくり返して、60-70年代の京都映画館地図でも再現してみようかと思ったりもする。
70年頃ですら、わりと目まぐるしく様変わりしていた。
いま時のシネコン風に小さなスクリーンを並べていた高島屋の裏手の小屋は、あれは、何といった映画館だったのだろうか。