30年遅れの映画日誌。映画を観るためには映画館に出かけるしかなかった時代の話。
1983年9月17日土曜 晴れ

渋谷 ユーロスペース
ポーランドの「始まらない戦後」を描く作品群のひとつ。
アメリカ軍の管理に移行した強制収容所のなかの青春。
ちょうど『灰とダイヤモンド』のB面のような世界だが、印象があまり強くないのは、主演俳優の違いか。
ワイダ作品の常連となるダニエル・オルブリフスキーの繊細さは、
『白樺の林』のようなメロドラマには似合うのだけれど。


日付のある(ない)映画日誌パラパラ
© 2025 メモリアス
テーマの著者 Anders Norén