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日付のない映画日誌パラパラ

菅原文太『現代やくざ・血桜三兄弟』

菅原文太『現代やくざ・血桜三兄弟』
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 主役たちが死に華を咲かせた後。
 臆病・卑劣に生き残った荒木一郎が隠れ場所で震えているラストシーン。
 場所は銀閣寺にあったロック喫茶のJIGZAG。
 流れてくるのは、野坂昭如のあの唄で……。
野坂 嗚呼天母不還.mp3
 やれやれ、中島貞夫作品で、皮肉な「やくざ映画批評」が的を射た最高のケースだった。

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テーマの著者 Anders Norén