鶴田浩二『暴力団再武装』
佐藤純弥の作品としては、記憶に足りる唯一の作品。
現代やくざのリアルな「実態」に切りこむ路線なんだが、リアリズムの「過剰さ」に辟易することもあり。
この作品では、とくにラスト。
鶴田の「腹切り」シーンにゾッとした。
どうやら、それが三島事件(1970.11.25)への「批判的造型」であるらしい、と気づくと余計にうんざりした。
2016-10-05
日付のない映画日誌パラパラ
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